ーー謎が明らかになっていく過程も楽しみですし、ドキュメンタリードラマと言っても『キン肉マン』なので、戦いのシーンも期待したいところです。


松井：眞栄田郷敦さんがベアークローをつけてアクションの練習をしているシーンもありましたからね。戦いは楽しみですね。そして実は、最初にニュースを見たときから思っていたことがありまして……。

私も『キン肉マン』好き、プロレス好きとしてはこのドラマに出たかったです！

ーー1話ではハリウッドザコシショウさんもベンキマン役で出ていましたし、“ハリウッド違い”で声がかかればよかったのですが（笑）。


松井：そうですよ、私も“ハリウッドJURINA”でしたから！　でも、お声をかけていただけたとしても、さすがにあの役だったらお断りしていたかな……（笑）。

ーーベンキマンですからね（笑）。ちなみに、制作発表会の司会をしていた女性の方が「ウ〇〇を投げないでください！」と連呼しいましたが、あれはベンキマンの描き下ろしエピソードのラストシーンのオマージュなんですよね。
ある意味、今回のドラマで最も『キン肉マン』らしいギャグシーンなのかなとも思いました。


松井：あのシーンは面白くて大爆笑しちゃいました。でも、女子ウケは絶対にしないシーンだと思います（笑）。


ーー今回はWOWOWでOAされるドラマということで、原作を読んだことのない方や女性の方も見られる機会があると思います。
珠理奈さんからそういう方々に向けて、ここを注目してみてほしいというポイントを教えていただけますか？


松井：今回のドラマは『キン肉マン』をそのまま実写化するのではなく、実写化にまつわる“謎”を解いていくというミステリー要素が中心のドラマなので、マンガやプロレスがすごく好きというわけではない女子にもオススメできる作品だと思います！　
また先ほどもお話ししましたけど、すごくリアルに作っているドラマで、オフショットに見えるシーンもたくさんあって、登場する役者さんたちのどこが演技でどこがリアルなのか……と想像するのも面白いんじゃないかなと思います。
それを友達同士で見終わった後に話してみたり、喋りながら一緒に観れたらより楽しめると思いました。私も早く、観た人と喋りたいです！


ーーたしかに謎が明らかになっていく過程を推理してみたり、ちょっとした役者さんの表情でいろんな想像ができたり、いろんな見方ができそうですね。


松井：あとは眞栄田郷敦さんの身体！　1話にジムで練習しているシーンがあるんですけど、つい最近まで観ていたドラマ『プロミス・シンデレラ』（TBS系）のイメージが残っていたから郷敦さんてこんなに筋肉あるんだ！　とびっくりしました。
筋肉好きの女子も多いと思うので、郷敦さんの肉体と、その肉体を駆使して戦う場面がやってくるのかにも注目ですね（笑）。

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