2月22日、メキシコにて行われる［ルイス・ネリvs亀田京之介］の会見が10日行われ、フェイスオフでネリが左右フックを放ち”乱闘寸前”に。海外ではネリの行為に批判殺到だ。

　しかしネリはSNSで、大量の日本人からの「亀田を倒してくれ」という応援メッセージを公開。亀田を「無礼者」と批判し「穏やかだった私を怒らせた」と”義は我にあり”と語っている。

　会見では落ち着いて話すネリと、ギャングのようなフェイスマスクをしたテンション高めの京之介が「１Rから打ち合えよ！」と挑発する。

　ネリはその映像をインスタストーリーにアップし「彼は１Rで私をKOすると言っている」とイラっとした様子だ。
　更に会見で話す自身を「とても穏やかな私」と投稿し、京之介が目を見開き煽る写真もアップすると「傲慢な奴」と書いている。

　フェイスオフでは、京之介が顔を近づけ額を刷りつけてくる。
　ネリはここでイライラが爆発したのか、構えた右拳で京之介を軽く押すと、素早い左フックから右フック！ただし、これは平手のようだ。京之介も激高し「来いよ！」「そんなパンチ当たらんからな」と叫ぶと、周囲に止められながら椅子を投げつけようとする。

　この映像は拡散され、海外ファンからは「ネリを出禁にしろ」「ネリうっとおしい」「本当にダサい」「パンチをスカして敗北」と批判ごうごうだ。

　しかしネリはインスタストーリーに、今年7月に京之介が中川麦茶とリング上で対戦前に乱闘する映像を載せ「これが俺が対戦する相手だ。問題のある人物で、リングの外でも礼儀を知らない。だからこそ、昨日の騒動が起きたんだ。メキシコ万歳！ティフアナ万歳！俺の地元で侮辱は許さない。俺を怒らせるな」と反論した。

　そしてネリは、次々と日本人ファンから送られてきたメッセージを公開。多くの日本人ファンからスペイン語や英語、日本語で「日本中のボクシングファンがあなたを応援している！ビッグなKOを見せて」「亀田の野郎に圧倒的な勝利を！」「どうか亀田を倒して！（Defeat Kameda!）」などなどその数は13個。
　以前にもネリは日本人からの応援メッセージを多々アップしており、総数はそれ以上だろう。

　なおWBCがネリと直後に行ったZOOM会談では、ネリは乱闘騒ぎについて謝罪。挑発があったとしても、それを乗り越えるべきだった」と語っている。また「最終ゴング前に仕留めるつもりだ」とKO勝利に自信も語っていた。

　京之介はSNSで乱闘後に「パンチも見えた。止まってれる俺に当てれなかった。もう勝負は見えた。楽しみしとけよチビ」と見切ったとしている。22日の試合はどうなるのか。

イーファイト

https://news.yahoo.co.jp/articles/ae679c3b06a193564c74d22e114b4b747bf96cc5