スポーツ庁長官に河合純一氏、初のパラリンピアン　競泳で「金」5個 - 日本経済新聞
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2025年9月19日 9:16

政府は19日の閣議で、スポーツ庁の室伏広治長官の後任にパラリンピック競泳男子視覚障害クラスの金メダリストで日本パラリンピック委員会（JPC）委員長、河合純一氏を起用する人事を決めた。発令は10月1日付。

スポーツ庁長官は初代の元競泳選手、鈴木大地氏から2代続けて五輪金メダリストが務めてきた。パラリンピアンの起用は初めて。室伏氏は9月末で任期満了となる。

河合氏は15歳で全盲となった後、1992年バルセロナ大会から6大会連続でパラリンピックに出場。5個の金を含む21個のメダルに輝いた。2021年の東京パラでは日本選手団団長を務めた。

河合　純一氏（かわい・じゅんいち）05年（平17年）早大院修了。20年JPC委員長。静岡県出身、50歳。